札幌市文化芸術鑑賞促進事業

札幌交響楽団演奏会

札幌市文化芸術鑑賞促進事業

札幌交響楽団演奏会

オーケストラを一度聴いてみたい方、コンサートに久しぶりに行きたいという方にこそ知ってほしい。
このページではちょっと知って、ちょっと観て、コンサートをもっと楽しむヒントとなるポイントをまとめました。
オーケストラのコンサートなんて難しそう・・・、とためらわないで!
開催決定!札幌市・札幌交響楽団主催演奏会
「hitaruでオーケストラ!2025夏」7月7日(月)昼夜2公演

オーケストラを『知る』

オーケストラって何?コンサートはどこでやるの?

札幌交響楽団とは?

1961年発足、北海道唯一のプロ·オーケストラで、愛称は「札響(さっきょう)」。透明感のある音色とパワフルな表現力は、北海道を拠点としているからこそ生まれる「札響サウンド」として多くのファンに愛されています。楽団員は約75名。年間100回をこえるオーケストラ·コンサートを行うほか、学校や福祉施設でのミニコンサートなど普及活動や教育にも取り組む。地域に支えられ地域とともにあるオーケストラです。

オーケストラとは?

「オーケストラ」は、ヴァイオリンなどの弦楽器、フルートなどの木管楽器、トランペットなどの金管楽器、そして叩いて音を出す打楽器などの奏者の集まりです。コンサートでは、15種類以上の楽器の奏者70~80人、ときには100人以上が指揮者の合図でひとつとなって音楽を奏でます。
 
オーケストラで使われる楽器を簡単にご紹介します!

弦楽器の重さはどのくらい??

どんな会場で演奏するの?

〇音楽家たちあこがれの聖地
 札幌コンサートホールKitara(中央区中島公園1-15) 

 
  •  
  • 世界の音楽家たちがため息をつくほど素晴らしい響きを誇る音楽専用ホール。中島公園駅から公園の中を歩いていくと、見えてくるのがKitaraです。ホールの中の柔らかな光と木のぬくもりに包まれながら、どの席に座っても感じられる世界有数の響きを堪能してください。コンサートの前後は公園内の散策もおすすめです。
  • Kitaraで札響を聴こう!「みんなのオーケストラ in Kitara」(2024年度は12月28日に開催しました)
  • これまでの開催の様子はコチラ

 
 
〇札幌の街中に生まれた新しい文化の拠点

 
  •  
  • 大通駅から地下直結の2018年にできた劇場です。コンサートだけでなく、オペラやバレエ、ミュージカルなどもできるのは、そのステージの奥行きの広さと天井の高さゆえ。コンサートの時はステージ上に並ぶ札響も、オペラ·バレエの演奏をするときはステージの下にある「オーケストラピット」に入ります。
  • hitaruで札響を聴こう!→「hitaruでオーケストラ!」(2025年開催決定 7月7日(月))
  • これまでの開催の様子はコチラ

 

 
 

オーケストラを『観る』

観てわかるコンサート
予習&復習でもっと楽しく!

予習しよう!~これからの演奏会

◯20257月7日()hitaruでオーケストラ!~星と月と歌の七夕コンサート」
指揮:現田 茂夫

7月7日七夕。星や月にちなんだ名曲はクラシック作品から映画音楽まで様々にあります。
 
今回聴くことができるのは…

  • a2_back.png 星や天体をテーマとした曲♪ワルツ「天体の音楽」(ヨゼフ・シュトラウス作曲)
    ~星など天体の運行はハーモニーを奏でているという古代ギリシア時代の考えがワル
    ツに。
    ♪「スター・ウォーズ」メインタイトル(ジョン・ウィリアムズ作曲)
    ~"遠い昔 はるかかなたの銀河系で・・・"とはじまるスペース・オペラ映画のテーマ曲
    img20250528173827688255.jpg 月にまつわる曲♪「真夏の夜の夢」より 結婚行進曲(メンデルスゾーン作曲)
    ~夏至近くの幻想的な月夜の晩に繰り広げられる喜劇から生まれた名曲
    ♪「月の光」(ドビュッシー作曲カプレ編曲)
    ~映画「オーシャンズ11」のラストシーンにも使われた曲、元々はピアノ曲
    ♪ムーン・リバー(ヘンリー・マンシーニ作曲)
    ~映画「ティファニーで朝食を」の中でオードリー・ヘプバーンがギターの弾きなが
    ら歌って大ヒットした曲。今回はオーケストラの演奏で。

星や月に思いのせて歌うオペラ・アリアもご紹介

悲劇へと向かう親友の恋人を
心配しながら見守る
「夕星の歌」
(ワーグナー作曲 歌劇「タンホイザー」より)

岡元 敦司(バリトン)

「人魚姫」が、
やがて出会うであろう運命の人を夢みる
「月に寄せる歌」
(ドヴォルジャーク作曲 歌劇「ルサルカ」より)

針生 美智子(ソプラノ)

※写真:深谷義宣aura.Y2
テノールといえばこの歌!
死を前に一人、恋人への別れを歌う
「星は光りぬ」
(プッチーニ作曲 歌劇「トスカ」より)

岡崎 正治(テノール)

hitaruでオーケストラ! 2025夏」は、7時開演の夜の部に加え、午後2時半開演の昼の部を追加開催します

復習しよう!〜これまでのコンサート

これまでに開催した「札幌市文化芸術鑑賞促進事業」の模様をダイジェストで!

2024110日(水)「おんぷでさんぽ みんなのオーケストラ in Kitara」
指揮:辻博之

2024213日(火)「hitaruで見る·聴く·知るオーケストラ!」
指揮:松本宗利音

202486日(火)「hitaruでオーケストラ!~もっと知りたい2024夏」
指揮:水戸博之

2024年12月28日(土)「みんなのオーケストラ in Kitara~あつまれ動物たち」
指揮:太田弦

オーケストラを聴きに『行く』

行く前に、知っておきたいアレコレ

チケットはどこで買えるの?

会場や観光施設などにあるチラシ、札響のHPXInstagramなどを見て気になるコンサートを見つけたら、チケットは「プレイガイド」でご購入ください。
 
初めての方や会場のことがわからない場合は、窓口や電話での購入がわかりやすいでしょう。座席の場所を確認したり、質問したりしながら購入できます。
 

  • ●窓口で購入···道新プレイガイド(札幌市中央区南 1 条西 1 丁目 8-2 高桑ビル MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店 地下階)市民交流プラザチケットセンター(札幌市中央区北1条西1丁目)
  • ●電話で申し込み···道新プレイガイド(電話番号 0570-00-3871
  •  
  • ご自宅やお近くで気軽にチケットを購入したい場合は、コンビニやオンラインで。
  •  
  • コンビニで購入···ローソン、セイコーマート(店内のマルチコピー機)
  • オンラインで購入···ローチケ道新プレイガイドオンラインストア
  •           Kitaraチケットセンター

 
コンサートによっては当日券販売がない場合があります。行きたいと思ったらぜひお早めに。
 
※購入方法によってチケット以外の料金(手数料や発券費用、送料など)がかかります。購入時にご確認ください。なお、購入後の座席の変更や払い戻しはできません。

 

何を持っていく?

ホールの中では物音がとてもよく響きます。
くしゃみや咳が出てしまったときに備えて、ハンカチを持っていきましょう。
始まる前に飴を口に入れておくのもおすすめです。
そして最も大事なチケット!これがないと入れません。もう一度確認して出かけましょう!
 

どんな服装で行く?

ドレスコードはなく、ゆったり聴ける服装で大丈夫。ただ、今日はコンサートだから!とおしゃれするのも素敵ですね。Tシャツ&ジーンズの方もいれば、着物で来場されるお客様もいらっしゃいます。ぜひ服装選びも含め、楽しい一日にしてください。
 

ホールについたら?

ホールの入口付近には、そのコンサートのポスターが貼ってあることがあります。写真撮影できますので、来場の記念にどうぞ。
チケットを提示して入場したらプログラムを受け取り、チケットに書かれた座席番号を確認して席につきましょう。場所がわからない場合はレセプショニスト(案内係)に気軽に声をかけてください。お席をご案内します。
 

開演前には?

開演まで時間に余裕があるときは、カフェコーナーで一息つくのもおすすめです。プログラムには曲目解説などが書いてありますので、演奏が始まる前に目を通しておくと演奏をもっと楽しめるかもしれません。
また、演奏が始まると客席を立つのは難しくなりますので、お手洗いを済ませておくと安心です。
 

素晴らしい時間にするために

コンサートは多くの人と時間·場所を共有します。お客様同士の思いやりと少しの気配りで素晴らしい時間に。
 
 
 

★禁止事項
客席内での録音・録画、写真撮影、飲食は禁止です。
★音や光、においや姿勢にご注意を
・ホールは音響が良いだけに客席での音もよく響いてしまいます。話し声はもちろん、くしゃみや咳以外にもビニール袋や飴の包み紙、バッグについた鈴やチャックの音、マナーモードの振動音なども、ホールの中では意外と響きますのでご注意ください。
・演奏中は客席は少し暗くなります。スマートフォンなどの液晶画面の光は周りの方の鑑賞の妨げになります。
・強いにおいの香水や柔軟剤、アルコール臭なども、まわりのお客様のご迷惑になることがあります。
・前に乗り出したり大きく身体を動かしたりすると、後列の方が集中できません。座席にはゆったり深く座りましょう。

★指揮者が手を下ろすまでが音楽
とっても盛り上がって終わる作品も、静かに終わる作品も、指揮者が手を下ろすまでが音楽です。最後まで余韻を楽しんで。